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ホーム 上へ 目次 お問い合わせ 最終更新日:2002.9.1

2002.1月号

色の魔術

〜色を知る(技術編)〜

あけましておめでとうございます。
今年も皆様に役立つ情報を提供していきたいと思います。

 さて、今回は”色”についてです。我々の仕事は”色”とは密接な関係にありますが、奥が深く、又、感覚的な要素が強い為に非常に難しい部分があります。

我々が調色をおこなう場合、殆どの色は、白・赤・黒・黄色・紺を混ぜ合わせて作ります。
例えばグレ−を調色する場合、単純に白と黒を半分半分で作ったものと4:6で作ったもの、7:3で作ったものは全てグレ−ですが違ったグレ−です。更にそのグレ−に赤や黄・黒・紺などを微妙に添加する事により様々なグレ−ができるわけです。つまり色の組み合わせと配分によって無数の色を作る事ができます。

見本を元に色合わせをおこなう場合、色の変化に注意しなければなりません。塗料は作成段階と塗装後では色が変わってきます。つまり塗料は乾くに従って色が濃くなってしまいます。従って我々が色合わせを行う場合、色の変化を想定した色作りが必要となるわけです。

色は人間の視覚によって判断されます。視覚はコンピュ−タ−の様に正確ではなく、多々
錯覚を起こします。
例えば”ガム”ほどの大きさの色見本があったとしましょう。その色を外壁塗った場合、大半の人々は見本より明るく感じます。これは小さな面積と大きな面積で見た場合の錯覚
と外部の光の反射によるものです。
逆に、内部に関しては光の反射がありませんので、見本より濃く感じる(外部よりは大きな
違いはない)のが通常です。

このような色違いのトラブルは多く、我々業者は事前にお客様に説明をする必要があります。

※ 2月号で色のイメ−ジについて解説いたします。

 

 
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