毎日見慣れた自分の家は劣化状況を把握する事が難しく、塗り替えタイミングが遅れがちになります。的確な塗り替えタイミングを知るには塗り替えのサインを把握することが重要となります。今月は塗り替えサインの見極め方についてお話しいたします。
建物は塗り替え時期を迎えると、退色・剥がれ・錆・汚れなど様々なサインを発します。
これらのサインはほとんどの人々が利用している判断基準で、例えば”錆が出たから塗り替える”・”壁が汚れたから塗り替える”といったようにです。
しかしこれらは非常に曖昧で、個人の感覚に大きく左右されますので、その程度が適切かどうかが疑問です。現に多くの場合でタイミングを逃しております。
では何を判断基準にすればよいのでしょうか?それは艶です。(艶消し仕上材使用の場合は例外)艶が引けてくると、撥水効果が失われてしまいますので、劣化が急激に進行し、汚れがひどくなったり、錆が発生したりと、様々な状態へ発展して